零度の華 Ⅱ


「ご自分で人間と言い張るなんて子供ですね。いや、今も子供ですか」


そう言って笑っていた


餓鬼扱いするな

それに本当の事だろうが、と言いたくなったが言い返せば餓鬼だと言われると思ったから止めておいた




『亜紀』


「はい、何でしょうか?」


『何であたしの言う通りにした?反することもできるのに、言いなりになる必要なんてあるか?』


「誓いを立てて言ったはずですよ?私はどこまでも貴女様の駒になると」


『フッ。馬鹿な奴だな』


「えぇ、そうみたいですね」






鷹見、今回の勝負


あたしの勝ちだ






零(ゼロ)は負けることを知らない








______________あたしに敗北を味合わせることがお前にできるか?








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