代書屋
第二章「再会」

第一節「再会」

日馬が同じくバーのカウンターに背中越しに座っている。

日馬「え、たこ焼き?マスター、たこ焼きあるの?あるの?!マジに?じゃ、たこ焼き一丁~」

ガチャ

ドアが開き、大海、嬉しそうに入ってくる。

大海「日馬さん」

日馬「やあ、どうも。」

大海「ありがとうございます」

日馬「あれから、どうですか」

大海「日馬さんのお手紙のおかげで、順調です」

日馬「そうー、それは良かったねぇ。徹夜して書いた甲斐があったわ!」

大海「徹夜して書いてくれたんですか。マスター、餃子ハニー」

日馬「え、い、いいの?」

大海「思い出の一杯なんですもの。すべては、餃子ハニーから始まった!そう言っても過言ではないですもんねっ」

日馬「過言だと思うけどね、明らか。」

大海「わたし、嬉しいんです。彼と、よりを戻せて。本当に。幸せな日々です。」

日馬「何よりね。それで、、今日は??」

大海「日馬さん、、たこ焼きってお好きですか?」

日馬「好きだけど、、それが?」

大海「良かった、じゃーん!買ってきました、そこの駅前通りで!」
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