この私が誰かを好きになるなんて・・・
奏音Side


芽惠ちゃんが倒れて3時間くらいが経ったころ俺のPHSがなった。


奏「はい。‥‥‥‥‥ん。分かったすぐ行くね」


相手は山下さんからで芽惠ちゃんが起きたという報告だった。俺は飲みかけのコーヒーを飲み干して、すぐに芽惠ちゃんのところへ向かった。
 

奏「芽惠ちゃん!‥‥良かった無事で…」


芽「あの…私…ごめんなさい!!」


俺に怒られると思ったのか凄い勢いで謝ってくる芽惠ちゃん。


奏「ホントだよ…心配したんだからね?」


そう言うと泣き出してしまった。


芽「ヒック!ごめんなさいッ!」


俺は泣きながら謝ってる芽惠ちゃんを抱きしめた。


奏「もう……バカ!心配させんなよ。俺芽惠ちゃんがいなくなったら生きていけないよ…」


芽「……?」


奏「‥‥‥好きだよ?芽惠ちゃん。」

芽「せ…んせ?」


奏「俺ね初めて芽惠ちゃんとあった時から好きになったんだよ…」


芽「……先生?私も先生と初めてあった時に好きになっちゃったんだ。」


俺は正直に驚いた…だって両思いだったってことだよ?


奏「俺と付き合ってくれる?」


芽「……でも私の病気治らないし…重荷になるだけだよ?」


奏「病気なんて俺が治してやる!重荷になんてならない!!俺を信じろ!」


重荷なんてなる訳ないだろ。俺を信じてくれ!!


芽「先生…私も先生のこと好き。信じるよ」


奏「ありがとう。信じてくれて…。絶対離さないからな?」


芽「私も絶対離れないから…」
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