この私が誰かを好きになるなんて・・・
手術が終わって俺は医局でコーヒーを飲みながら隼人と話してる。
隼「でも良かったな。手術上手くいって」
奏「芽惠が目覚めるまでは油断できないけどな」
隼「確かに…でも大丈夫だ。お前の彼女なんだから。」
奏「ありがとな‥‥そういえばお前って彼女いたっけ?」
隼「いねぇよ。忙しいし…もし居たとしても彼女に寂しい思いさせちゃうだけだし。」
奏「俺でも居るんだから作ればいいのに(笑)」
隼「まぁそのうち。つーか手術手伝ってやったんだから彼女の目が覚めたら俺にも会わせてくれよ?」
奏「わーったよ(笑)」
(♪プルルル)
隼「俺じゃねぇな。奏音じゃね?」
奏「あぁホントだ(笑)‥‥‥‥はい。」
ゆ「めぐちゃん目覚ましましたよ」
奏「ありがとう。今行くわ」
(ピッ!)
隼「どうした?」
奏「山下さんから芽惠の目が覚めたってお知らせ」
隼「よかったな。そんじゃ俺はこのへんで‥」
奏「一緒に行こうぜ?」
隼「でも…いいのかよ?」
奏「あぁ。いいよ」