* World glasses *+Story of bonus

俺の莓ちゃん

昼休み 莓ちゃんに会いに行った。
莓ちゃんはフロアーにはいなくて、自販機の側にいた。だけど、仲良く話をしている男がいる。

あいつ誰?前から莓ちゃんとよく一緒にいる
あの男…

あっ。莓ちゃん あいつに頭撫でられて、笑った。

なぁ気安く触らないで…俺の莓ちゃんなんだから…俺ですら まだ一度も手すら握ってないのに。胸がギュッってなって 何だか痛い…

俺は莓ちゃんに直ぐに連絡する。

《 莓ちゃん。今日 定時後時間ある? 》

《あっ櫂さん。はい。大丈夫です。私、楽しみにしてます 》

《 また連絡するね 》

《 はい 》

莓ちゃんの顔を見ながら 電話をする俺。かなり腹黒いな。

莓ちゃん ちょっと照れながら電話に出てるし、あいつにその顔見せんなよ…

あっ…あいつに何か言われて 真っ赤になってる…

だから、もう俺の側から離さない様にしたいと、俺心配で仕事出来そうにないって……わかってよ。



< 14 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop