* World glasses *+Story of bonus
はぁ…
手を繋いで歩くだけで
ドキドキして全然 余裕なんて全くない

話も出来ないとか、
莓ちゃんに呆れられてないかな?

ちらりと見ると目が合った…
(可愛い…)

「莓ちゃん お腹空いた?」

「えっと、わかんないです…」

わかんない?実は俺も同じだ…

「じゃあさ、今からどこ行きたい?どこでも連れて行くよ…莓ちゃんの好きな所へ」

「う~ん。櫂さんと一緒ならどこでも嬉しいかな?」

はぁ、莓ちゃんダメだよ。俺力抜けるよ…

「わかった。俺に付いて来てくれる?」

「はい。付いて行きます。」

あ~、言ったね。俺知らないよ…
莓ちゃん、俺ズルいから 言わないけど、女の子はね、簡単には男に付いて行ったら駄目なんだよ…

特に可愛い子はね…
俺以外には 付いて行かないでよ

もぅ 莓ちゃんは
俺のものなんだから
そこんところ 理解してね…

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