愛ノ塊 LOVE二人(百合)

「っ///…如音様…」と私が呟くと

如音様は私の顎を掴み、
「えふ…お前は、いつまで俺の事を
様付けで呼ぶんだ?

俺は、えふの事を呼び捨てで
呼んでいるのに…。

俺は、えふから様付けで呼ばれる度に
距離を感じる。

そろそろ、俺の事を
如音と呼び捨てで呼んでくれないか?

俺は、お前の特別になりたい。

えふに他の奴と同じように
呼ばれるのは、嫌だ」

と私の目を真っ直ぐ見て言う如音様…

如音様がそんな事を思っていたなんて
私は知らなかった。

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