生きてあなたを愛したい

エンディング



通ったことない道、見たことない風景。

堂島に来てから、よく新しい景色や場所に出会う。


優雅に出会えたのも、黒龍に出会えたのも、今まで生きてこれたから。

今まで生きてこれたのは如月家のおかげ。

そして、生きるきっかけをくれたのは両親。




それから、優雅のおかげで、ある意味沢山の景色を知った。


仲間を『信頼』すること、『大切』に思う事。

真帆が教えてくれた『友情』。


優雅が教えてくれた『恋』と『愛情』。

黒龍のみんなといる『楽しさ』『安心』。


堂島組の『あたたかさ』『優しさ』。




なんで私なんかいるの?
なんで生きてるの?
なんで生まれてきたの?

って昔思ったことがあった。


よかった。

あの時、命を捨てなくて。


頑張っててよかった。


生きててよかった。




生きて誰かを愛せることが出来る幸せを、知ってしまった私は、もう優雅なしでは生きては行けない。


今まで、沢山死にかけたことはあった。

だけど、たくさんの人が私を助けてくれた。



みんなが生かしてくれた。


これからも私は生きていく。

最愛の子供達と、最愛の組長さんと…___。


これからも生きてあなたを愛したい。
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