午前0時のシンデレラ

2


……なんの進展もないまま食事が終わって、帰る頃にもなる。

店を出て、駅までの道を歩きながら、

(今夜こそは、このシンデレラをすぐに帰すわけにはいかない)

と、思い立った。

後ろから付いて来ていた彼女を振り返り、

「…なぁ、もう一軒バーにでも行かないか?」

と、誘いかけた。

「……でも、そうしたら電車がもう…」

「なくなったら、送っていくから」

と、気乗りしてない風の彼女に言いつのった。



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