会いたい、ただそれだけのことなんです。







菜月がきょとんとした様子で言う。




えっ……さっきのってボケてたんじゃなかったの?




おかしいな……なんで毎年行ってるのに。




しかも、この中でイベント事に1番詳しいのは菜月のはず。




「菜月、今日なんかあった?」




恐る恐る聞いてみる。




すると、菜月は一つため息をついた。






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