会いたい、ただそれだけのことなんです。







「あっおい!」




幼馴染みということは、家が近いから……。




家を出てすぐ隣にある家を見つめる。




恐らくこの家のはず……!




『小早川』と書かれている表札の家のチャイムを押す。




数秒後、家のドアが開き、三十代くらいの女性が出てきた。




「えっと、どちら様……?」






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