会いたい、ただそれだけのことなんです。







やっぱりそうだった!




「悠夜に告白しないの?」




その一言で、部屋が凍ったように静まった。




あ、あれ……?




もっと盛り上がると思ったんだけど……。




心桜がさっきとは想像がつかないくらいの暗い顔で言う。




「…………できないよ…告白なんて…。悠夜は心桜のこと、幼馴染みとしか見てない。それに、悠夜と約束したし。」






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