ウラガエシ

『……ババア、やっと死んだか!!

あの世で、アイコにみてもらえヨ、アノヨデアイコニ、アイコ、アイコォ……』


彼女は、舞い上がる骨の粉を鼻から口から吸い込みながら、大声で、


笑って笑って、笑った。



< 35 / 69 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop