ウラガエシ

まばたきもせずに
夜景を見つめる横顔を僕は盗み見た。

いや、もう盗み見る必要なんてないはずだった。
君は確かに今夜こうして僕のものになったのだから。

その証拠に
今まで夢の中でしか聞いたことのない声を僕はしっかり聞いた。
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