ウラガエシ


何も言えず僕は唐突に彼女の唇に指でそっと触れた。

(やだ・・・たかひろさんたら)

彼女は身をよじらせることもなく、黙って僕にされるままだった。

「ずっと、これからも、こうやってさ、僕と会って・・・」
(もちろんよ、だから私をあなただけのものにして、ね)

僕だけのものにするったって、どうしたらいいんだ。
こんな経験初めてで、僕は



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