梅が咲いたら
「梅乃ちゃん、もうあがっていいよ。」

女将さんに言われて、内掛けと長襦袢を脱いだ。

パジャマを着て、温泉に行く。

化粧を落として、温泉で身を清めた。

夜食は、かき玉うどんだった。

ずるずると食べて、自分の部屋に戻った。

お茶をすすりながら、チョコレートをひとつ食べる。

歯磨きをして、布団にもぐりこんだ。

もう、何ヵ月かしたら、梅の花が咲く。

それまで、ここにいるんだ。

自分に言い聞かせて、目を閉じた。
< 4 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop