* Wonder-room…No.7 *
専務の仕事
「お父様に会いたい」
社長室を探しに廊下に出る。

「寧々待って…今日から社長は出張でいないよ…だから、俺が 今現在の総責任者だ。」

「奏夢、副社長だしな…。No.2には逆らえないからね、専務」

え~、その感じだと…

「私もしかして、No.3になっちゃうの?」

「正解。流石専務。わかってるね!今日いきなり現れたNo.3。みんなの風辺り強そうだね♪」

嫌な事をさらりと言う煌は かなり意地悪、流石に奏夢兄の友達。

「私経営の事、ほとんどわからない 素人なのに、本当に大丈夫?」

「寧々なら出来る、俺も煌もいるし、何にも恐れる事はない。」

副社長の顔の奏夢兄は やたら格好よくて、ちょっと見惚れてしまった。

「寧々、煌にはその顔見せるの禁止。」

「奏夢、お前キモい位 溺愛してんな… 」

「うるせ~仕方ないだろ!寧々は特別なんだから…」

「奏夢、私やってみる。初めての部下とか、不安だらけだけど、困った時は 奏夢と煌さん助けて下さい。」

にこっ。
やれば出来る子。
TVの宣伝みたいだけど、
自分にマインドコントロールして
やりきる事を誓うのであった…
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