* Wonder-room…No.7 *
コンコン…
ガチャ

「寧々か…。おはよう。朝早くからどうした?答えを出したのか?」

「お父様、おはようございます。今日は寧々のお願いを聞いて欲しくて参りました。」

「そうか、先ずは寧々こっちにおいで。」

父に抱き締められる。やっぱり一番安心出来る場所…大人になった今でも 私は全然嫌じゃない

「それで?今日はどうしたんだ?愛斗君とは 仲良くしているのか?」

それ聞くよね…やっぱり。

「愛斗さんとは 仲良くしてるつもりです。だけど、まだ決定はしていないんです。」

「ほぉ…何か考えがあっての答えなんだな…」

父が少し考え込んで…また私に質問をする

「お願いとは どういう事だ?」

「あのお父様………………」

私が今考えている事を 父に丁寧に伝えて 聞いて貰った。

「成る程、寧々の願い 叶えてあげるよ。そうと決まれば 善は急げだ、三神を呼んで 今日にでも 決行しようか?」

何故か父もノリノリで 私のお願いに乗ってくれる様で 有り難かった…
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