誘拐犯との危ない恋
亜弥は小刻に震え始めた。
「ウソでしょ……………
もしかして
この誘拐は……………??」
「そぅ…………
復讐だ………」
亜弥の頬には
1粒の涙が流れた。
「そんなコトしたって
どぅにもならないぢゃナィ」
「ウルセェ」
男は大声で叫び
今まで掴んでいた
亜弥の腕を離した。
亜弥はその声に驚き
後ろに5、6歩下がった。
その時、後ろにあった
壁に立掛けてある鉄骨に
亜弥の背中がぶつかり
亜弥に向かって
倒れて来た。
ガラガラガラガラ
ガラガラガラガラ
亜弥は驚きのあまり
その場から動けなかった。
その時、
亜弥の背中が
強い力で勢いよく
押された。