誘拐犯との危ない恋

「人質を離しなさい」

刑事の声が響いた。








「昇??」

亜弥は震えた声で呼び掛けた。







「亜弥、、、

俺が合図を出したら、
警察に向かって走れ。



分かったかぁ?」




「うン。。。

昇はどぅするの??」

亜弥は頷き
昇に問掛けた。





「亜弥、、、







愛してる……」








「えっ??」
亜弥は予想外の答えに驚いた。





「走れ」
昇は亜弥の背中を押した。






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