一生に一度、言いたかった言葉
「店長ー!一番安い部屋!」

びしょ濡れのホストを背負い、ロビーで叫んだ。

「おっ、連れ込みかぁ~。お前もやるなぁ。」

「早くしてください。重い!」

「はいはい。」

店長に手伝ってもらい、やっとのこさで、部屋のベッドまで運んだ。

「店長。とりあえずこのホストの服脱がしてください。全部。んで、これ着させて、布団かぶせて。」

「はいはい。」

店長に、備え付けのガウンを渡して、風呂場に入った。

ホストのせいで、びしょ濡れだ。

とりあえず、お風呂に入り、ガウンを着た。

お風呂場を出ると、店長はもういなくなって、ホストがベッドで寝息をたてていた。

自分も、限界だ。

ソファに横になり、すぐ眠りについた。

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