ドキッ!? 気になる彼と禁断×××生活!【強制完結】
突如、私の体が動いた。
そして、あろうことか、丈斗くんの胸もとに密着する。
「ーーーーーーっ!!!?」
今日、二度目の声にならない悲鳴だった。
私は、私の頭が乗っている丈斗くんの腕の存在を忘れていた。
その腕で、ぐいと、彼のもとまで引き寄せられたのだ。
近い。
さっきより近い。
というか、これは抱きしめられている。
丈斗くんの腕は私のうなじを回り、肩には手が置かれている。
出る!
心臓が出る!