□■大好きな人■□ ~先生への届かない恋~

~夏休み~

あの涙から、1ヶ月半。



私は部活に専念していた。



1つ上の3年生の、最後の大会前ということもあり練習は一段と厳しくなってきていた。



私は何かに取り付かれたようにバレーばかりしていた。



この事が、私の頭から《先生》という存在を、薄れさせてくれた。



そのまま、夏休みにも入り、3年生にとって最後となる、夏季大会が幕を開けた。


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