許婚のいいなり
どこに行った?と思っていると、薬と水の入ったコップをもってきてくれた。

「か、感謝…するぞ」
「うん。ほら、飲んで」

こうきはウチを優しく支えて座らせる。
不味い薬をなんとか飲むと、横になろうとするウチを柔らかく止める。

「へ?」
「すぐに横になったらダメ。吐くよ?」
「す、すまねぇ…」
「謝んなくていいの」
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