大人の心になってあなたに会いに行く
2章 自分の心

君の存在

辺りは暗く闇に包まれた頃俺は家に急いで帰宅した。
いつも、残業やらなんやらで別にこれぐらいの時間に帰るのは珍しくない。


だけど……。
なぜかこの時間が寂しいと感じてしまう俺はいったいどうしたのだろうか。



マンションのエレベーターを使い24階建ての一番上の部屋までの時間すら、ホントに嫌になってしまっている。



急いで、自分の部屋に向かいドアをあけ、リビングへ向かうと……。
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