クールな彼のほんとの気持ち。
階段を登っていく辻くんをボーッと見つめていると急に後ろから声が聞こえた。
「優愛おはよう!また辻くん?」
可愛らしい声。この声の持ち主は私の友達の御堂 絢のものだ。
私は振り返って確認もしないまま絢に抱きつく。
「おはよう!世界で2番目に好きな絢!」
「あははー 私もー。」
私の言葉を軽ーく返した彼女は。
ちっちゃくて可愛くて小動物みたいな女の子。
この学校で一番!ってくらいのかわいさでモテモテなんだよね。
本当に自慢の友達!