錯覚
反射


※ 鏡とは…?


鏡(かがみ)とは、全ての可視光線を反射する部分をもつ物体、または、その性質を利用して光を反射させる器具。


鏡に映る像は鏡像といい、
これは、左右が逆転しているように見えるものの、

幾何学的に正確に言えば、
逆転しているのは、左右ではなく前後(奥行き)なのだと。




想像してみて。


鏡面が、前。
そこから、鏡の中へと 後ろへ、どんどん後方へと、
奥行きが、広がっている。
これが、自分の世界と 逆転して映っている、鏡の世界。



宇宙のように… 想像できて、ゾクゾクしてくる。


果てしない宇宙…

どこまであるの?

星屑があったら、その向こうは?

惑星があったら、その向こうは?

ここまでです、という印があったとしたら、

その向こうは?








というように、逆転して映し広がる、鏡の世界も、

神秘的…





そんな世界が 人間にもたらした、

とある、錯覚 の おはなし。





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