あの日君と出会えたキセキ
1章~気持ちの変化~
「おはよっ!隼人!!」
「ふわ~ん~はよ~」
隼人は今日もかわいいなあ~ 私は思わずニヤニヤしてしまう
「隼人~」
「もう!また太一なの!?」
太一は幼稚園から同じクラスの幼馴染!
「またお前らイチャイチャしてんのかあ~」
「はあ!?私たちはそんな関係じゃないし、普通ですう~」
「じゃあストーカーか?」
「違います~。あっかんべ~だ」
そんな関係ですけどね~でも友達以外には秘密なんだ! 
~放課後~
「千歳はいいなあ~ラブラブで~羨ましい~私なんて今日も小太郎君と話せなかったんだよ~」
「まあまあミク~でもやっぱ千歳と隼人は理想のカップルだよね~」
「!?!?!?え~そんなことないよ~ミクも由梨も好きな人とラブラブだと思うけどな~」
「いやいや、私なんてねえ、由梨?」
「そうだよ~毎日のように好きだよとか言われてるんじゃない?」
「え!?私好きって言われたの告られた時だけだよ?ついでに言うとキスもまだだよ~間接はしたけど」
「え!?千歳…それって愛されてるの?」
「ん~?愛されてるよ~~?隼人が忙しい時と康太と隼人が遊ぶとき以外は一緒に帰ってくれるし。愛されてるよ!」
「でも付き合って一年でしょ?それで…これはちょっと…」
「でもでも!ミク!!ラブラブだよね?うちら!?」
「えっ?私は由梨と同じ意見かな?ごめん。でも隼人君彼女いるのに女の子と仲良すぎるし…遊ばれてるだけだったりして」
「それは…いっつも浮気?って聞くけど違うよって言ってくれるから大丈夫だよ?」
「でも男なんてみんなそんなもんでしょ?」
「私も…浮気?って聞かれてうんって答える人はいないと思う」
「だよね!ミク! 千歳!!私とミクはあんたが将来悲しまないように心配して言ってるんだよ?」
「大丈夫だって」
「あ~居残り終わった~千歳~帰ろ~」
「ほら!ね?大丈夫でしょ?」
「千歳!…行っちゃった。あんなんで大丈夫かな?あの子人一倍素直だけど人一倍きずつきやすいから・・・」
「うん……」


「でね!聞いてる?隼人」
「ふわ~聞いてるよ~」
さっきミクと由梨が言ってたことも気になるけど気にしないのが一番だよね!
2人に心配かけたくないし聞いてみよっかな?
「ねえ、隼人。私のこと好き?」
「!?!?えっ!?なっなんで?」
「だって~付き合ってから一回も好きって言われてない…」
「……好きだよ」
ほら!やっぱり大丈夫でしょ?
「私もだあ~い好き!隼人!」
キスは無理すぎる。


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