気になる彼は同居人!?
「それに、私そんな事される覚えないよ…ねぇ、私なんかした!?普通に生活してるだけだよね!?」
「それが嫌なんじゃない?」
ケロッとそんな事を口にする唯。
「…無茶言わないで」
「乃愛の事、好きだと思ったんだけどなぁーそれじゃあ脈なしかなぁ」
なんて唯が足を組んで真剣に考えている。脈なしの方がありがたいっての!
そう言おうと口を開いた時。
ーー…ドサッ。
隣の机に雑に置かれた鞄。
思わず2人で見ると、そこには恐ろしい顔で私をギロっと睨む陸君。