黄金のラドゥール
囲われのラドゥール
冷やっとした空気を感じた。

「ア、アユール、あとちょっとだけ、、」

肌掛けがめくり上げられ肩がぶるっと震えた。
まだ眠る身体をおしてそれを奪い返そうとするが、今朝のアユールは手強い。肌掛けは更に剥がされ、肩に手がかかる。

「ん、、」

衣服まで剥ぎ取られそうな勢いだ。

「ん、、


なんで今朝は、、こんなに早、、」

「よし、痣にはなっていないな。」








「ん、、、?」
青くまっすぐな瞳と目があった。

「え?」

露わになった肩に触れていたのは、
大きな手。

「ーーーーーっっきやぁああ!!!」








コウジュンだった。










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