ずっと一緒だよ
初恋
今日は快晴。



「陸、おはよーさん!」




隼人がいつものように迎えに来た。


「っはよ。」


俺は大きなあくびをしながら言った。今日もいつものように二人一緒に登校。

恋人じゃないからね!



俺らは野球の名門、黒土高校に通ってる高校1年生野球部員。


2軍まであって1軍に上がらないと試合にも出してくれない。


黒土の成績は甲子園優勝12回、準優勝3回、春夏優勝は3回。



これだけでもエリート高校っていうのがわかる。


が…もっとすごいのは神奈川県大会で春夏9連覇中というすごいことになってる。

今年も春は優勝。

関東大会でも優勝している。

俺は福本 陸。


2軍選手。ポジションは「ピッチャー」絶対にエースになると燃えています。



で、俺の親友。山田 隼人


1年でレギュラー。クラスでも人気者。

女の子にもてる。

運動神経抜群のイケメン。


「キーんコーン」

チャイムがなり授業が始まった。午前中の授業が終わり昼休憩。

「陸、お前いつ彼女作るの?」




いきなり隼人がそんなこといってきたのでお茶が気管に入った。

< 1 / 10 >

この作品をシェア

pagetop