どんとこい背後霊
『左手で、こう持って、右手は軽く添えよ』
ふんふん
『木刀の切っ先は、相手の喉元に…』
ふんふん
『右足を半歩前へ』
うんうん
『足は常に、摺り足で…』
だあああっ!うるさいなあ、もう!
『うむ、それでは、振りかぶって…
素振りっ!まずは軽く、千回!』
ひえええ!
スパルタだな、このオバケ…
へっぴり腰でふうふう言いながら、重い木刀を振り続ける
すでに、汗びっしょり…
「おお、姉ちゃん、がんばっとうな!」
「ほんま、お嬢ちゃん、勇ましいなあ」
「ぎゃははははっ!」
操り人形か、マリオネットのように、ぎこちなく素振りを続ける私の横を、早朝散歩の老人たちが、冷やかしながら通りすぎる
ふんふん
『木刀の切っ先は、相手の喉元に…』
ふんふん
『右足を半歩前へ』
うんうん
『足は常に、摺り足で…』
だあああっ!うるさいなあ、もう!
『うむ、それでは、振りかぶって…
素振りっ!まずは軽く、千回!』
ひえええ!
スパルタだな、このオバケ…
へっぴり腰でふうふう言いながら、重い木刀を振り続ける
すでに、汗びっしょり…
「おお、姉ちゃん、がんばっとうな!」
「ほんま、お嬢ちゃん、勇ましいなあ」
「ぎゃははははっ!」
操り人形か、マリオネットのように、ぎこちなく素振りを続ける私の横を、早朝散歩の老人たちが、冷やかしながら通りすぎる