promise
それからの俺の心の中は、ホントに荒んだ気持ちで一杯だった。
サッカー部ではそれなりに活躍し、部員たちの信頼も得た。
騒ぎ立てる女の子たちの人気もどんどんと上がっていく。
俺の何が好きなのか。
「好きです、付き合ってください」
まるで熱にでも浮かされたようにこう言って、時には体の関係だけでもって求めてくる奴も少なくなかった。
その度に頭に浮かぶのは、やんわりと突き放した光来の顔だ。
……どうせならとことん嫌われてしまえばいい。
所詮は光来にぶつけられない気持ちへのフラストレーションの捌け口だ。
一見すれば華やかで順風満帆な毎日も、俺にとっては何の価値も無い時間でしかなかった。