改稿【桃・中編・画】文鳥は要りませんか?
ありがとう三竹先輩
「尾中、本物の愛くるしいをつかんだんだな」社長が笑顔で頭をくしゃくしゃとしてくれた。

顔が熱くなるのと同時に「三竹先輩が…」魔法をかけてくれたんです。

笑顔で言う筈だったのに、最後は涙ぐんでしまった。

「おめでとう。尾中には私達の仕事の意味がわかったようだ」

社長は三竹ともう少し一緒に修行しろ。そしたら今度は荒鳥やカラー文鳥や野性の文鳥や亜種の文鳥の事もわかるぞ。

えっと思った。それはもうお別れの合図ではなく(ほっちょぅ社内はせまいのだが(笑))はじまりの歌なら、大好きな漫画「金色のコルダ」の主人公の「別れの曲」みたいで…

ビックリした‼


あのイケメンだけど何か変な感性の三竹先輩とまだ仕事で関われるのだ(嬉)

そして何だか罪悪感を感じた。妻子のある男性に思って良い感情か?
その時はまだ解らなかった。
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