改稿【桃・中編・画】文鳥は要りませんか?
編集の無空
翌日、単独出張の三竹に代わって、
「ほっちょぅ」のセクション⑥文鳥作品の漫画(同人誌を含む)や芸術(絵画や音楽)を投稿受付する編集部(以下編集と記す)の無空(むあき♂)が声をかけてくれた。

因みに「ほっちょぅ」の間取りは一フロアー32畳、図書館で見かける三面を木で囲われた机を、フロアー一階分に、部署事に部署の人数分の机を島の様に合わせた、間取りになってる。偶然右側に、無空の椅子からも尾中の椅子が見える。しかも「アニメ」「編集」だけが現在、担当者一名で孤島並みだったりする。

桜文鳥と白文鳥のブリーダーに(メモリアル)アニメの為、見学に行って来た。と知り「私の文鳥愛」に興味をもったそうな(笑)

無空は中肉中背の平凡な兄ちゃんなんだけど、いわゆる「お調子者」って感じで、宇宙一番級な、フィギュアスケーターで「白鳥」を舞ってた彼のユヅリストでは無い「羽生(ら~)」だと聞いた事がある。法律上の親子になる事を大志の一つにあげてるらしい(微笑)

「尾中ちゃんって呼ぶよ。僕の事は「無空」とか「編集」って読んで」と無空が声をかけてくれた。

でも「折角だから私も」アニメって読んでくださいって「親しみアピール」を断ってしまった。

編集は「なんで」と暫く五月蝿かったが、私が「三竹に尾中」と呼ばれるときめき?幸せ?死守の為に、適当に「私、いつかメモリアルアニメの尾中」って呼ばれたい。「はじめて仕事依頼の 泣く事をこらえてるお婆ちゃんの為にも」って、半分本当で半分ハッタリな発言をした(汗)

「ふぅ~ん」
と言って「今は諦めてくれた」がいずれ私の方から無空と尾中の仲にと望む様にしてやるって、青春してる。

これも可笑しかった。
最近の私は、三竹に男を意識して、振り回されてるのだと思うのだけど…
恥ずかしい気持ち無しで接せられる先輩が出来、安堵する自分が居た。驚いた!
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