改稿【桃・中編・画】文鳥は要りませんか?
手の中で水浴びする文鳥達
鳥カフェはアポ取材の私達はすんなり入店出来たが、繁盛店なので行列が出来てた。
こまめに掃除されてる為、飲食店として、ちゃんと機能してる。

三竹と私は「ほっちょぅ」のカフェが出来たとしたら、この中の何人が来店くださるのだろう?と二人で妄想を共有した。

この店は店内にカウンター席みたいな座席に円形に囲まれたガラス張りの禽舎が有り、その中で文鳥達やセキセイインコや十姉妹やオカメインコが、ところ狭しと遊んだり生活していた。

店長によると、ガラスが特別使用で、光の屈折を利用してる為、内から外は見えないモノ
だから数羽の小柄な鳥達が、のびのびしていた。

つまり、小柄な鳥達は警戒心の無い状態で、入れ替わりの激しいお客さんにリアルを見せる事が出来てるという状態なのだ。

ガラスはもちろん防音なのだが、禽舎内にマイクがしかけてあり、そのさえずりを店内放送してる為、リアルに声付きの鳥達を飲食を楽しみながら満喫できる仕組みになっている。

硝子禽舎のサイズより、小柄な鳥達は多い(一日に数キロメートルは飛ばないと壊れる鳥の野鳥の行動範囲比較)のだが、それは現代日本の科学水準と繁盛店の資金力と小柄な鳥が人に見える大きさが小さい為だ。

「ほっちょぅ」で「文鳥専用カフェ」を造るのなら、文鳥達の数を増やして目を楽しませるのではなく、双眼鏡レベルのレンズを採用しようと私と三竹は盛り上がった。
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