俺様社長の重大な秘密
…一方、西園は?

「…西園寺様は、社長の事を好きだとばかり思っていたので…今すぐに、はいとは言いかねます」

「…そうですか、そうですよね、ごめんなさい」

落胆しつつも頭を下げた小百合。フラれるのは覚悟していたとはいえ、かなりのダメージ。

下を向いたまま、顔をあげられない。

「…まずは、お互いを知ると言う方向でも宜しいですか?」

西園の言葉に、小百合はばっと、顔をあげた。

「…ぷ、凄い顔ですよ、西園寺様」

涙も鼻水までもが出ている。が、お嬢様ではない、普通の女性に見えた西園は微笑み、ハンカチを差し出した。

「…す、すびばせん」
「…お堅い方だと思ってましたが、意外に普通の女性と変わらないんですね」

西園の言葉に、小百合は顔を真っ赤にした。




…かくして始まった二つの恋。


結婚することになった楓と幸。

楓の溺愛が益々加速するのは、お約束












end

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