溺愛されて困ってます。



「芽衣ちゃん、ご飯いこ〜」


五月さんに、そう誘われて、行こうとすると、吐き気が襲ってきた。



「うっ…」



咄嗟に手で口を抑えて、トイレに駆け込む。




「おぇ…」



少ししてから、五月さんが追いかけてきた。




「大丈夫?」



そう言って、背中をさすってくれた。



「すいません…


最近、吐き気があるんです…。」




「芽衣ちゃん…、生理きてる?」



「それが、来てないんですよね〜」



まだ、クラクラするから、動けないまま、話している。



< 110 / 141 >

この作品をシェア

pagetop