幸せの構図
横に置いた本は飯田史彦の「ツインソウル」

りつこと私の間を決定付けた本だ。脇町の宿はまだ決めてないが、夜寝る前に読むことにしてバックにしまった。りつこが私のmixiにアクセスしてたことが本当に嬉しかった。穏やかな気持ちになれた。昨日慌てて落ち着かなかった自分が滑稽に思えた。そして夢に現れたムーアの存在。私にはもう何の不安もなかった。

北アルプスを背中に、木曽川沿いに走ってきたしなの2号がゆっくりと名古屋駅に到着した。
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