幸せの構図
すーちゃんがりつこにケータイを返し、切り替えるようにテーブルに両肘をついて覗き込むようにいたずらっぽく言った。

「ねえ、りつこさん。あのね、沢山お話ししよっか」

「はいっ♪」

2人はお店に長居を決め込み、ちょっと遅めのランチとして軽食をオーダーした。
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