三次元に、恋をした。
「成瀬さん、私のこと好きなんですか?」

私の問いかけに対して咄嗟に手で顔を隠し項垂れる目の前の彼。

少し赤らめた顔、手の隙間から垣間見える表情が気になってしょうがない。

「………だから、好きだって。 何度も言ってる」

そんな素振りを全く感じさせないから。

もしくは私が単なる鈍感なのか?

「だ、だって…… そんな… っえ…… 」

頭の中で順序よく整理していくも全然追いつかない。

そんな私を彼は声をあげて笑った。
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