三次元に、恋をした。
「今 一気飲みしたの、日本酒だけど大丈夫?」

「……え?」

と、思った時には遅かった。

確かにお水にしては変な味がするな〜 なんて思っていたけど。

「だ、大丈夫です…… たぶん…っ… 」


それを言った後からの記憶はほぼほぼない。

ただ、覚えているのはふわふわした居心地の良い暖かさと、温もりと…

それから、耳に残る優しい声。

なんて言っていたのかは全く覚えてないけど、心が癒されたような気がした。
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