ガラスの心に気づいたなら 〜 1
夜の風
あれから有馬康介は何かと関わってくるようになってきた。


そのためわたしの安堵の場もめんどくさい場へと変わっていったのだった。



彼がどうしてこんなに関わりたがるのかがわからない。どうせわたしは面白くないし、多分、いや、確実に失礼な人間だ。


人の目は見ないし平気で無視するし…って、自分の欠点を述べられるくらいわたしは自分の事をよくわかっているつもりだ。


まあ、とにかく、わたしみたいな最低な人間にずっと話しかけても何も彼の特にはならないだろう。


だったらとっとと部活に行けばいいのに。


ちなみに私はあれから1度も返事をしていない。


それでも気さくに話しかけてくる。


一体どういう精神をしているのだろう。

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