【完】☆真実の“愛”―君だけを―2
『……どうする?知りたい?』
知らない方が、良いのだろうか。
どうなのであろう。
『誰が、どんな思いをするとかじゃないよ。夏翠が知りたいか、知りたくないか、だよ』
(私は……)
みんなを、守りたい。
だから。
『……教えて、ください』
みんなを護るためには、護るだけの力がいる。
護られるだけじゃ、ダメだ。
どんなに辛い事実でも、受け止めなければ。
私は覚悟を決め、かつての自分に頭を下げた。