【完】☆真実の“愛”―君だけを―2


記憶の中で、”姫“は笑う。


『”愛“は、消えることはなかった』 と。


その言葉がどういう意味で、何故、彼女が封力石というものを作り出したのかは、分からない。


けど、恐らく、俺らが思うには……


『いつか、還る』


俺らを孤独にすることを悩んでいた”姫“なりの、償いなのだろう。





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