好きの海に溺れそう
あとがき
長かった…。



本当に、長かった…。



ここまで読んでくださった皆様、心の底から感謝いたします。



番外短編集『好きの海があふれそう』も公開しましたので、そちらもぜひ読んでみてください。おなじみのキャラクターたちが登場します。



さて、なぜこんなにしみじみと「長かった」と言っているかというと、その理由は、この二人が私の脳内に最初に現れたのが小学生の時だったからです。



現在、大学4年生。約10年もの間、杏光と海琉は私の頭の中に住み続けています。



当時はガラケーだったのに、スマホなんだもんなあ…。



昔「メール」と書いてあった部分も「メッセージ」と書き換えました。



小説を完結させるのも、本当に久しぶり。



海琉と杏光の物語が終わってしまい、寂しいですが、ほっとしてもいます。



完結したあとの達成感って、やはり素晴らしいです。



私の性癖・趣味嗜好・思想を詰め込みまくった今作品、どうでしたか?
(積極的な彼女、年下彼氏、童貞、草食系彼氏、嫉妬など…)



楽しんでいただけたら、本当に本当に嬉しいです。





『好き海』(と私は略していますが)を書くに当たり、なぜか小太郎が勝手に起業なんかはじめるから私は大変でした。



わざわざ起業したと書いたのなら、それは伏線にしないといけないからです。



写真の知識なんてさっぱりありません。



それなのに主人公が写真の道に進むなんて、私が書いておきながら思いも寄らない展開でした。なんでこうなったんだろう…。



個人的には小太郎の作品『まだ春でいたい』というタイトルとコンセプトは気に入っていますが笑



写真の知識なんてさっぱりないのに、懲りずに次の作品もフォトグラファーが出てくる予定です。



もしかしたら小太郎や杏光もちょこっと出てくるかも…?



公開がいつになるか分かりませんが、読んでいただけたら嬉しいです。

(と言いながら、その前に新作中短編『猫かぶりなカップル』を公開しました…笑)


*


ちなみに、途中少し出てきた、海琉と杏光のオタクである神城神奈ちゃんは、私が以前書いた『猫かぶりなカップル』に出てくる主人公の妹です。



ケータイ小説の登場人物(その登場人物は実は以前書いた『同棲彼氏』の主人公です笑)に恋をしている女の子。



『猫かぶりなカップル』も『同棲彼氏』も、当時小学生~中学生の私が書いた作品で、今よりもずっとずっと未熟でツッコミどころが多く今の私と思想も大分違うのでおすすめはしませんが(笑)、このキャラを考えている際に思い出したので登場させることにしました。



万が一それらを既に読んでくださった方がいて、気づいてもらえていたら嬉しいなあと思います。


*


あとがきをついつい長く書いてしまうのが私の悪い癖。



あとがきはここまでにして、この作品を締めさせていただきたいと思います。



最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。



またお会いできると嬉しいです。



2020年7月27日 AM5:21
眠い目をこすりながら。
(本当に眠くて、気合いで完結させました…笑)



よければお気軽にひとこと感想や感想コメントなどもしていただけると幸せで死にます。笑
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