その甘い声で囁いて?
第2章 高鳴る胸の鼓動
私は今日から学校に復帰します!

なんだかんだ言って2週間も休んじゃったし

美紅にも心配させちゃったし…

「頑張んないと…お母さんのためにも」

準備を終えて朝食に行くと既になる…龍生が待っていた

「おはよ希乃香」

「ぉ、おはよう」

龍生の顔を見ると

昨日の夜の出来事を思い出して

恥ずかしくなっちゃうんだよね…

「もう少しで出来るので待ってくださいね」

「あっはい」

……


どうしよこの沈黙

そしてこの沈黙を破いたのは…

「あのさぁ」

「はい?」

「この沈黙何?」

龍生だった…

「いや何でもないよ!」

私は龍生と目を合わせないように言った

「昨日のあれが恥ずかしくて目が合わせられないとか」

「Σ(・ω・;)ギクッ」

そうですその通りですとも…

「その顔図星?」

「だって」

「だって?」

「えっとぉあのぉその〜」

「ん?」

この人絶対Sだ!

「言っくけど僕結構Sだから」

「あんなことされたの初めてだもん/////」

誰か助けてよぉぉぉ!


「遅くなりました!」

榊さんナイスタイミング!

「いただきます」

「希乃香様。今日は学校の途中まで車でお送りいたしますので」

「ありがとうございます!」

「榊、僕も乗せてって」

え!?

「今日、希乃香の高校の近くだからさ」

「かしこまりました」

嘘でしょ…
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