ね?私って、暴虐でしょ?
【第一章】復讐計画
今まで友達だと思って遊んでいた8人に、妹は殺された。私より小さくても、容姿も違うし運動も勉強も出来る自慢の妹だった。でも殺された。
私見たんだ。8人で喋ってる所。

「花怜(かれん)殺しておいて正解だったな」
「そうだな。俺たちが手をかけなくても、誰かが殺してたかもな」
「分かる。もしかして、姉の花梨(かりん)だったりして?」
「無いな。あいつかなりのシスコン」
「正直キモいよね。あの子嫌い。あんな見た目しておいて普通に学校来れてるの尊敬するわ」
「次殺るのは?」
「花梨でしょ」

一番最初に喋ったのが隼人(はやと)。顔立ちがよく、背も高い。バスケをやっている。
その次が海斗(かいと)。隼人と幼稚園からの幼なじみ。
その次が美愛(みあ)。可愛い顔立ちをして、男子に近づく。2人に気づいたのは自分に惚れてほしいから。
その次が響也(きょうや)。バスケが好きで隼人と知り合った。その繋がりで海斗とも。
その次が結葉(ゆいは)。運動が出来るため海斗と仲良くなった。このごろは響也とよくいる。美愛の幼なじみ。
その次が僚太(りょうた)。響也の親友。だいたい一緒にいるため、結葉も一緒にいる。
その次が里絵(りえ)美愛と仲が良い。仲が良いのは家族ぐるみで仲が良いため、外見だけ仲良くている。
その次が果歩(かほ)。里絵と幼なじみなため、よく遊ぶ。美愛の事をあまりよく思ってない。

私のせいなんだ。私が皆んなと出会わなければ、仲良くしなければよかったんだ。そのせいで花怜は…。
でも、皆んなと出会って楽しかった。心の底から笑えたんだ。こんな私を認めてくれた。それなのに裏切った。
皆んな酷い…酷いや。


花梨(かりん)。軽いアルビノをもっており、白い肌と青い瞳、かなり薄い金髪の髪を持っている。見た目ゆえ、あまり意見を出したがらない。響也とお隣さん。そこから仲良くなっていった。この物語の主人公。
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