運命

飯田琉璃。19歳。
前職はキャバクラ。

私は年を誤魔化して15歳からキャバクラデビューして3年ちょい勤めたが精神的に疲れて今はフルニート。

夜な夜な遊んで酒を飲み男と体を重ねて結構ちゃらんぽらんな毎日を過ごしていた。


最近そんな生活にも飽き飽きしてきたからぼちぼち仕事を探そうとしていた。



「琉璃〜!きいてる?」

ポケーッとタバコの煙を吹かしていた私の顔を純菜が覗き込む。

「え、あ、ごめん。で、なんだっけ?」

ぷーっと頬を膨らまして「だーかーらー!」と純菜は話を続けた。

「私たちの同級生の奈々っていたじゃん!キャバクラ面接行ったけど落ちたらしくて風俗流れたらしいよ(笑)万年待機状態らしいけどね〜」


「へえ」

興味のない内容だったから私はそっと受け流した。


風俗ねえ…
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