あの日の約束を、君ともう一度
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6月18日。
その日は日曜日だった。
珍しく部活が午前練習だけで終わり、家へと帰っている時だった。
そこは、昔から危ないと言われている場所。
歩いている分には全然平気だけど、自転車では気をつけないといけない。
そんな場所。
そこは、坂の下に階段があって、自転車で下ってきた人は、階段のより手前で曲がらないといけない。
私も親には、そこを自転車で通るなと言われていた。
だから私も、もちろん自転車ではその道を通らなかった。
けれど、学校に行くのにはそこを通る方が近道だから、登下校はその道歩いてを通っていた。
その日、私が坂を下っていると、後ろから男の子の声が聞こえた。
私が後ろを振り返ると、自転車で坂を下っている男の子がいた。
結構なスピードが出ていた。
男の子はなにか叫んでいたが、最初は聞こえなかった。
男の子が近づくにつれ、何を言っているのかもはっきりと聞き取れるようになる。
『誰か助けて...!!ブレーキが止まらないよぉ...っ!!』
男の子は半泣きでそう言った。
この先にあるのは階段。
階段の前で曲がらないといけないけれど、これだけスピードが出ていたらきっと無理だ。
気づいた時には、私は男の子に向かって走り出していた。